2021年7月24日 06:00
「勢いあるだけ」と批判続出…お笑い第7世代は本当に“実力不足”なのか?
テレビはテレビで面白いことやりたいし、YouTubeでもテレビではできない面白いことやっていけばいい、というように考え方がフラットなんです。霜降り、EXITや四千頭身もこのようなスタンスでYouTubeでも新しい世代のファンを獲得している。ただ、年配の人からするとそうした部分が“自分たちにはついていけない”となるのではないでしょうか」
元号が平成から令和に変わったことで、日々、様々な価値観が更新している。その流れで、旧来の価値観と新しい価値観が衝突することも少なくないだろう。そうした“古い価値観”に対する第7世代の“好戦的”な態度も断絶を生む要因になっていると、ラリー氏はみる。
「例えばネタ中にポケモンの話を入れたりと、同世代の人は笑うけど、上の世代の人はわからないから笑えないといった、自分たちの世代に訴えることをわざと言ったりしますよね。EXITの兼近大樹さん(30)はワイドショーで、上の世代の人に『ドラゴンボール』で喩えられても『読んだことないんでピンとこないんす』みたいな。坂上忍さん(54)に『付き合っている人いるの?』と聞かれて、『私とアンタの関係性で教えるわけないじゃん』と発言したフワちゃんもそうですよね。