「許嫁いるの?って聞かれたり…」藤間爽子 日舞名家の意外な悩み
その現場を引っ張るのは、前作に引き続き主人公・樋口彰吾を演じる唐沢寿明(58)だ。
「唐沢さんはとても気さくな方で、スタッフさんや出演者の方にも気遣っていらっしゃって。『素敵だな、かっこいいな』って思います。でも座長なので……。お話しするだけでも、私はすごく緊張します(笑)。
それと石川透役の増田貴久さん(35)は、テレビのままの明るくて面白い方ですね。コロナ禍の前から消毒にこだわりがあったそうで、『このアルコールがいい、このスプレーがいい』と教えてくださって勉強になりました」
■「祖母と1対1で時間を過ごしたことがないんです」
藤間は17年の連続テレビ小説『ひよっこ』や19年の大河ファンタジー『精霊の守り人III 最終章』(ともにNHK総合)に出演。また19年9月には自身が所属する劇団『阿佐ヶ谷スパイダース』の舞台で主演を務めている。
女優としての活動がますます期待される彼女だが、日本舞踊家としての一面も持つ。さらに彼女の祖母は、紫派藤間流の家元である初代・藤間紫さん(享年85)なのだ。「日本舞踊を始めたのは、皆さんがピアノを習うような感じと一緒だと思います。習い事が終わったあと友達とお菓子を食べるのが楽しくて、みたいな。