くらし情報『60代からの病気とお金年表 貯金1000万円では10年も持たない!』

2021年8月2日 15:50

60代からの病気とお金年表 貯金1000万円では10年も持たない!

(横手さん)

■70歳以上のリアルな資産保有額は460万円

■70〜74歳

病気:心筋梗塞・脳梗塞になる人が急増する【※3】
お金:貯金が底をつき、医療費が家計を圧迫する【※4】

【※3】重篤な病気や後遺症を避けるため血管のアンチエイジングを!

血管が詰まったり破れたりして組織がダメージを受けた状態で、心臓で起こると心筋梗塞、脳で起こると脳梗塞。

「日本人の4人に1人がこの病気で亡くなっています。高血圧、肥満、糖尿病などがそのリスクを高め、『患者調査』によると70歳以降、発症率が増加していきます。緊急の治療を要し、どちらも重い後遺症に見舞われることも」(室井さん)

禁煙、塩分や糖分の制限、飲酒のコントロール、適度な運動により、血管年齢の若さを保つこと。

【※4】治療や介護が必要な場合1,000万円あっても10年もたない…

「70歳以上のリアルな資産保有額は460万円です。総務省の家計調査報告書(’19年)によると、夫65歳以上、妻60歳以上の無職世帯の可処分所得は約21万円。一方で支出は約24万円なので、月3万円、年間36万円の赤字になります」(横手さん・以下同)

年金をあてにした生活では、12年前後で資産460万円は底をつく。

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