くらし情報『反マスク運動のリーダーが妻と子を残して新型コロナで死亡』

2021年8月30日 17:30

反マスク運動のリーダーが妻と子を残して新型コロナで死亡

先月末、テキサス州ヒューストンで行われた反ワクチン派によるデモ活動(写真:AFP/アフロ)

先月末、テキサス州ヒューストンで行われた反ワクチン派によるデモ活動(写真:AFP/アフロ)



新型コロナウイルスの感染者数が爆発的に増えている米テキサス州で、30歳の教師ケイレブ・ウォレスさんが亡くなったとWKRNなどが報じている。ウォレスさんは新型コロナウイルスに感染して7月末に入院、約1カ月にわたり治療を受けていたが、回復することはなかった。

WKRNは、ウォレスさんは反マスク・反ワクチン派で、ビジネスや移動などの行動が制限されることに異を唱える活動を行っていたと報じている。

同州サンアンジェロで開催された反マスク派の集会「The Freedom Rally」を主催したほか、「The San Angelo Freedom Defenders(サンアンジェロ 自由の守護者)」という団体を結成し、旗振り役を担っていたという。

ウォレスさんには3人の子どもがおり、妻ジェシカさんは4人目を妊娠中だ。ジェシカさんは、今月8日に「gofundme」でクラウドファンディングを開始。

夫の突然の入院で収入が途絶え、妊娠中で働くこともできないため、住宅ローンの支払いや生活費、夫の医療費などを賄うための資金を募った。

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