2021年9月23日 06:00
『カルテット』に『麒麟が来る』…人気ドラマ出演者が“再タッグ”組むCM増えたワケ
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UQモバイルだけでなく、同じようなパターンは他企業の新CMでも見受けられる。
キリンビールでは13日から、新CM「スプリングバレー感動体験篇長谷川さん染谷さん」がスタート。今年2月に終了したNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で主人公・明智光秀を演じた長谷川博己(44)と、織田信長を好演した染谷将太(29)が再共演。最終回の本能寺の変では対立した2人が、CM内で仲良くビールを飲む“令和での再会”は話題を呼んだ。
また17日から放映されたアフラック「しっかり頼れる介護保険」の新CMシリーズ「おじいちゃん子」篇と「お金の負担」篇では、吉田羊と奥平大兼(17)が再び親子を演じている。昨年10月期に放送された『恋する母たち』(TBS系)ではぎこちない親子を演じていた吉田と奥平だが、本CMでは介護を通じて心温まる関係性が描かれている。
■背景にはSNSの急激な発達が関係
人気ドラマで共演した俳優たちがCMで再共演するパターンが増加する背景には、どんな意味が込められているのだろうか?その背景についてCM総合研究所に取材を申し込むと、広報部を通じて回答があった。同研究所によると「この傾向は今年に限ったものではない」