くらし情報『働きながらの遠距離介護…負担を減らすために使える制度6』

2021年9月22日 11:00

働きながらの遠距離介護…負担を減らすために使える制度6

時間単位または1日単位で取得できる。

介護休業給付:雇用保険の加入者が要介護状態の家族のために介護休業を取得した場合、原則として休業開始前の67%を受給できる。

不利益取り扱いの禁止:事業主は介護休業などの制度の申請や取得を理由として、解雇などの不利益な取り扱いをしてはならない。

[親の住む自治体]

高齢者福祉サービス:地元の地域包括支援センターに連絡して、配食サービス、ゴミ収集などの生活支援、安否確認サービスなどの安全・安心サービスを利用できる。

[勤め先]

福利厚生・社内制度:福利厚生として、介護休業中の給与補助の制度や、介護のためという要件で有給休暇の翌年への繰り越し(積立休暇)が可能になるなど。

【ケース2】富山の母の在宅介護費用は?

〈Q〉富山にいる一人暮らしの母(78)を在宅のまま、千葉在住の私(50)が介護したいと思っています。年間、子どもの負担はどのくらいになりますか?

〈A〉目安の金額は年間64.2万円

「生命保険文化センターによる調査では、在宅の場合、介護費用が月平均4.6万円×12カ月=55.2万円程度。あなたが実家に宿泊できるなら、年3回実家に通う交通費(千葉⇔富山)

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