老後の家計を襲う“年金受給額の目減り”がコロナ禍で加速する
は、もう目前まで迫っている。
「すでに介護費の総額は10兆円を超える規模。介護保険制度が開始されて約20年で、保険料は倍増していることから、今後も介護保険料の値上げは避けられません」
これらの意見を総合すると、年金の手取り額は今より月額10万円下がってもけっしておかしくない。
1年間に換算すると、じつに120万円減。追い打ちをかけるように、年金受給開始年齢の引き上げも現実味を増している。
「諸外国では、受給開始年齢は67~69歳です。日本の企業も70歳まで雇用するよう努力義務を課していることから、受給開始年齢を現在の65歳から段階的に引き上げるでしょう」(平野さん)
受給額の減少、そして受給開始年齢の引き上げなどを前に、われわれの老後生活をどのように守っていくのか。新政権には、その具体策をぜひ提示してほしいものだーー。
11/3 第19回水元公園ふれあいフェスティバルを開催 ステージパフォーマンスをはじめ、展示や生きものとふれあえるブースなど盛りだくさんです