くらし情報『“第2の京王線事件”から身を守る心得…専門家が「10両編成なら4、7両目」の乗車を推奨する理由』

2021年11月11日 06:00

“第2の京王線事件”から身を守る心得…専門家が「10両編成なら4、7両目」の乗車を推奨する理由

しかもその車両に犯人が来たらもう後がない。自分自身が、逃げ場のない“袋小路”に置かれることだけは避けるべきです」

10両編成の電車に乗車するなら、先頭、あるいは最後尾から3両は離れたほうがいいそうだ。

「1つでも先の車両まで逃げることを考えると、先頭、最後尾までは最低3両ぐらい余裕が欲しいので、乗車するなら4両目、7両目あたりがいいでしょう」

犯人が乗客の多い中央の車両(5~6両目)でテロを起こした場合、逃げる方向に人が殺到し、逃げ遅れる可能性がある。人が多い車両も、できるだけ避けたほうが無難だろう。

【5】座る位置は連結部近くに

「車両内では、中央部よりも連結部近くのエリアのほうが、何か起きた場合に、すぐに隣の車両に移って逃げることができます」

【6】乗車後、非常用設備を確認する

緊急事態が発生した際、乗務員に通報するために設置されているのが「車内非常通報ボタン」。

「各車両のドア横やドア上の掲示板の横、車両連結部付近の壁面などに設置されています」

さらに脱出する際、手動でドアを開けるために設置されているのが「非常用ドアコック」だ。

「各車両ドアの横や上、ドア横の座席下などにあります。

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