くらし情報『“第2の京王線事件”から身を守る心得…専門家が「10両編成なら4、7両目」の乗車を推奨する理由』

2021年11月11日 06:00

“第2の京王線事件”から身を守る心得…専門家が「10両編成なら4、7両目」の乗車を推奨する理由

少しでもリスク回避するためには、自分自身の目で早期発見、早期検知を習慣づけて行動を

少しでもリスク回避するためには、自分自身の目で早期発見、早期検知を習慣づけて行動を



「“無差別テロ”を目的とする犯人にとって、走行中の電車内は非常に狙いやすい場所です。乗客は無防備のうえ、逃げ場も限られます。今回のような刺傷放火事件は、今後も起こりえる、そう思っていたほうがいいでしょう」

こう警鐘を鳴らすのは、危機管理アドバイザーで、犯罪・防犯対策に詳しい「危機管理教育研究所」代表の国崎信江さん。

10月31日、東京都調布市を走行中の京王線の特急電車内で、刃渡り約30センチのナイフで乗客を刺し、ライターオイルで火を付けた無差別テロ事件--。

殺人未遂容疑で現行犯逮捕された男は、映画『バットマン』の悪役・ジョーカーに扮して犯行に及んだ、服部恭太容疑者(24)。逮捕後、服部容疑者は警察に対し、次のように供述している。

「停車駅の間隔が長く、逃げ場がない特急を選んだ。雑踏よりも電車の方が確実に人を殺せると思った」(読売新聞 11月2日朝刊)

電車やバスなど、公共交通機関を利用する一般市民が、テロを完全防御することは難しい。


だが、ふだんからテロ被害のリスクを減らすための意識や行動を身につけておくことはできる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.