くらし情報『今井絵理子氏「どんな時も笑顔でいこう」聴覚障がいを抱きしめ誓った覚悟』

2021年11月13日 06:00

今井絵理子氏「どんな時も笑顔でいこう」聴覚障がいを抱きしめ誓った覚悟

私は汚れるし濡れるから長靴を履いてほしいんですが、息子はサンダルを履きたいと。そういうときは息子の意思を尊重して、サンダルを履かせて送り出します。すると、濡れて気持ち悪いとか寒いということに、自分で気がつくんですよね。そこで『そういえば、お母さんは長靴がいいと言ってたな』と思い出す。ここで親子の信頼関係も生まれるわけです。あくまで自分で決めさせることが大事。もちろん失敗もするだろうし、困ることもある、悔しい思いをすることもあると思います。でも、失敗を乗り越える強さは誰にでもあると思うんです。
自分で気がついて、学びとして受け止められる人間に育ってほしいと思っています」

息子の礼夢くんは、今年17歳。中学卒業後、プロレスラーになるという夢を叶えるために、プロレス団体「ヒートアップ」の試験に合格。昨年12月、見事プロレスラーとしてリングに上った。

「息子がプロレスラーを目指すと言い出したときはさすがに驚きましたが、一つずつ問題をクリアしてく息子のひたむきな姿を見て、人間の可能性が無限大だということを、改めて教えてもらいました。私も息子が生後3日目で耳が聞こえないと知ったときはどうしていいかわかりませんでしたが、その事実をネガティブに思うのかポジティブに思うのかは、きっと自分の心次第。

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