2021年12月10日 15:50
【没後30年目】尾崎豊さん 釈放後の激太り、突然死…秘蔵写真で振り返る衝撃的な人生
歌詞の過激な表現が話題となり、若者から絶大な支持を集めるようになる。楽曲の中で歌い上げられる“学校の窓ガラスを割る行為”は若者たちによって模倣された。’13年にも歌詞に影響を受けた小田原の少年が学校の窓ガラスを割った事件が報じられている。
■覚せい剤、不倫、不審死……暴走を止められなかった私生活
彼の楽曲とともに、その過激な私生活にも注目が集まるように。
’86年、20歳になった尾崎さんは無期限活動休止を宣言し6月に単身渡米。帰国後、音楽活動を再開し翌年7月からライブツアーを行うも、尾崎さんの体調不良により中止となってしまう。
そしてその年の暮れ、衝撃的な出来事が。覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されたのだ。
’88年2月22日、懲役1年6か月・執行猶予3年の判決を下された尾崎さん。釈放される彼を目当てに、東京拘置所には500人ものファンが殺到。当時、本誌も拘置所から現れた尾崎さんの姿を目撃したが、体重が激増した恰幅の良い姿は衝撃を与えた。その後はふたたび音楽活動に邁進。’88年に4枚目のアルバムとなる『街路樹』を発売するも、’91年には女優・斉藤由貴との不倫が報じられる。スター同士の熱愛不倫は、当時大きな波紋を呼んだ。