2021年12月10日 17:11
「カバに襲われた」観光客と動物園オーナーが真っ向対立
彼女が気づくと、ベリンダがそばにいて、自分のお腹からこぼれおちる腸を必死に戻そうと手で押さえていたところだった。
救急車を呼ぶようトニーさんに頼むと、「かすり傷だから大丈夫だ」と言い放ち、電話を貸してもらおうとすると、「これはうちの外で起こったことだからな。襲ってきたのは野生のカバだったと言えよ」と言ってから、ようやく電話を手渡したとヴラニーさんは主張しているという。
2人は救急車で病院に搬送され、緊急手術を受けた。
トニーさんは、「野生のカバが彼女を襲っているのを見て助けに行ったんだ。石で頭を殴って彼女を解放させた。命の危険を顧みず、俺は行動したんだ」とPretoria Newsの取材に対して語り、救急への通報を渋ったことについても激しく否定した。
一方のヴラニーさんは、「人生で最もトラウマになった経験でした。
今でも悪夢を見ます。痛みは耐えがたく、命の危機を感じています」と、Pretoria Newsに対して話している。
彼女が投稿したレビューにも、「オーナー夫妻は何もコメントせず嘘をついています。自分や、自分の家族を危険にさらさないでください。ここにいる2頭のカバは飼い慣らされてなどおらず、いつでも攻撃することができます。