くらし情報『立憲前議員が危惧する“提案型野党”への転向ーー「“批判”こそ必要なのでは」』

2022年1月17日 06:00

立憲前議員が危惧する“提案型野党”への転向ーー「“批判”こそ必要なのでは」

でも、テレビなどでは国会で私たちが追及する場面ばかり切り取られて報じられるので、そればかりやっているような印象を広められてしまう」

その結果、このフレーズは立憲民主党に親和的な有権者の間まで広がっていたと川内氏は感じている。

■政府の政策を変えるには“批判”が必要

「批判ではなく、提案をしよう」。一見、建設的な主張に見えるが、これはただ与党のやりたい政策が、そのまま実現していくだけの結果につながるのではないかと川内氏は危惧している。

「政府与党にとってはいちばん楽な道でしょう。『いやー、先生のご提案はさすがですねー』と持ち上げるだけ持ち上げて。でも『私たちの意見は違いますから』と、すべてがそれですんでしまう。野党の“提案”に対して、お宅らの提案と考え方がちがいますからで片付けられてしまう。これが“青年の主張”で終わってしまいかねない理由です」

国会には“批判”が必要だと、川内氏は言う。

「基本的に、国会は議論をする場です。立論に対して反論があって、それを議論して昇華させて結論に持って行く。そういう、まっとうな批判が、民主主義を前進させるために絶対に必要なのです。だから、『野党は批判ばかり』という声にひるんで、提案型路線に変更するなら、それは国会の仕事を放棄することにつながりかねない。

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