くらし情報『「2回目より強い倦怠感と腕の痛み」医療従事者が語るワクチン3回目副反応の症状と対策』

2022年1月12日 11:00

「2回目より強い倦怠感と腕の痛み」医療従事者が語るワクチン3回目副反応の症状と対策

「たしかに、2回接種で重症化はある程度防ぐことができます。しかし、デルタ株の5倍とされるオミクロン株の感染力はけっして看過できません。感染者が5倍に増えれば、それに比例して重症化する人も増え、医療現場のひっ迫につながってしまう恐れがあるためです」

デルタ株が広がった第5波でも、病院で治療を受けられず、自宅療養中に患者が亡くなってしまうケースが多くあった。

また、自分だけでなく、まわりにいる高齢者など大切な人を守るためにも、3回目の接種をするべきだと岩田副院長は話す。

■交差接種でもワクチンの効果に大差はない

読者世代でも、早い人であれば1月中に3回目の接種を受けることになる。厚労省は「ファイザー製」と「モデルナ製」のワクチンを認証しているが、副反応と併せて気にかかるのが「交差接種」に関することだろう。1、2回目と異なるメーカーのワクチンを打つ「交差接種」は、はたして本当に安全なのだろうか?

「交差接種に関しては、基本的に心配する必要はないと考えます。どちらもm-RNAという、同じ種類のワクチンであり、一部では交差接種で抗体量に差が出ると報じられていますが、ワクチン効果に違いはほとんどありません。

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