2022年1月28日 11:00
家族の食費を劇的に削減させる「1週間サイフ」のすすめ
そのやり方を、さっそく詳しく見ていこう。まずは「現状把握」から。
【「食費用の財布」を用意】(STEP1)
「これは、〈食費〉と〈それ以外〉のお金を物理的に分けるため。食費は2分類しますので、入れ口は2つ以上あったほうが便利でしょう。ただしこの時点では、お金はまだ入れなくて結構です」
■食費分のレシートを食費用財布に入れていく
【「何を食費とするか」を家族と話し合っておく】
「家計再生のプロセスにおいて〈食費〉とは自炊分を指します。しかし、たとえば夫婦共働きで昼も夜も外食中心という場合、自炊分だけを食費と定義づけると抜け穴だらけになってしまいます。また、ラップやゴミ袋などの日用品を、スーパーなど食材と同じ店で買っていることが多いのであれば、レシート管理のしやすさから食費にまとめることも可能。各家庭のスタイルに応じて『食費』の定義をつけておきましょう」
【これまでどおりの食生活を送り、食費分のレシートを「食費用財布」に入れていく】(STEP2)
「この時点ではまだ〈食費用財布〉にお金は入っていませんので、もともと持っていたお財布を使って支払いをします。
ただし、食費分のレシートを〈食費用財布〉に入れていきましょう。