2022年2月21日 11:00
『うんこドリル』と財務省が異色コラボ「うんこ税金ドリル」
そこで、私たちも税金をテーマにした『うんこ税金ドリル』を作ってみよう、という話が持ち上がったのです」
財務省主税局総務課の広報担当者は、制作の経緯についてこう振り返る。
ことの発端となった『うんこドリル』とは、すべての問題文に「うんこ」という言葉を使った学習ドリルシリーズのこと。未就学児から小学生に向け、国語や算数、英語などのラインナップで、なんと累計発行部数が950万部を突破。「うんこ先生」が、難しい話でも面白く、かつ、わかりやすく解説してくれると評判だ。
文響社の「うんこアンバサダー」である萩野里咲さんも、今回のコラボについて手応えを感じているという。
「子どもたちには難しく受け取られてしまいがちな税金というテーマも、飽きずに楽しく取り組めると思います。解説部分では『税金はどういうものなのか』『なんのために、誰のためにあるのか』といったことも説明していますが、うんこ先生が伝えることで、興味を持ってもらい、考えるきっかけになったのではないでしょうか。もちろん、子どもだけでなく大人も一緒に楽しんでいただけるとうれしいです」
次の問題は、財務省と文響社の担当者が「うーん」とうなりながらひねり出した1問で、冊子版の最後の問いになっている。