くらし情報『コロナ対策「春から夏に局面が変わる」と専門家が語る理由』

2022年3月3日 11:00

コロナ対策「春から夏に局面が変わる」と専門家が語る理由

のメンバーで、大阪大学感染症総合教育研究拠点の大竹文雄特任教授。

「国内で最初にオミクロン株の感染が拡大した沖縄県のデータをみると、死亡者や入院患者は80代以上の高齢者に集中し、しかもワクチン2回目を接種した人と未接種の人とでは入院受療率においてはっきりした差がみられました。ワクチンを接種しても、オミクロン株による感染を防ぐことができないケースこそありますが、高齢者や基礎疾患のある人以外は、重症化しにくいことが明らかです。かぜのような症状で回復する人が多い一方で、リスクのある人にはいまだ重症化の可能性がある。そこをうまく切り分けて対応していく仕組みを作ることが重要です」

■コロナ危機により、婚約数は11万件も減った

コロナ危機により、婚姻数が11万件も減ったというデータもある。

「社会活動が制限されることで生じる、経済の停滞、健康や文化・教育への影響も考えたうえで、感染対策をすべきです」(大竹先生)
春は卒業・入学、ゴールデンウイークとイベントが続く。春の陽気のように、すっきりした気分で迎えることができるのだろうか?

国立病院機構仙台医療センターの西村秀一ウイルスセンター長は次のように語る。

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