くらし情報『“3代目スケバン刑事”大西結花が当時抱いていた疑問「折り鶴で人を倒せるの?」』

2022年4月3日 06:00

“3代目スケバン刑事”大西結花が当時抱いていた疑問「折り鶴で人を倒せるの?」

するとローラー族のお姉さん方が『あなたもこういうファッションが好きなの?私たちのグループにおいでよ』と誘ってくれて。中学生だったからマスコットガール的に扱ってもらえて、全国的にこうしたグループが参加するミスコンにも出場することに」

それがきっかけとなり、芸能事務所にスカウトされ、中学卒業を機に上京。

「5月には、デビュー作となるドラマ『家族の晩餐』(’84年・日本テレビ系)のオーディションに合格し、撮影に臨むことに。天現寺(東京都港区)に住む女のコの役だったので、関西弁だった私はイントネーションに苦労しました」

女優デビュー後は順調で、すぐに映画『台風クラブ』(’85年)にも抜擢。続いて『アラベスク・ロマネスク』(’85年)で念願のアイドル歌手デビューを果たすがーー。

「私はアイドルに憧れていたわけではなく、アイドルのお姫様のような衣装に憧れていたので、用意していただいた、ストンとした形でフリンジがついたワンピースを見て愕然と。嫌だ嫌だというのを、事務所の社長に『これ、何十万円もしたんだぞ』となだめられました。恥ずかしくて、デビュー時のキャッチフレーズ(編集部注・“不思議チック少女”)

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