2022年4月14日 15:50
感染再拡大のオミクロン株に医師が警鐘「“急変死”招くことも」
杉山先生が続ける。
「先週亡くなられた一人暮らしの83歳の女性は、小学校に上がるお孫さんとお祝いの食事を一緒にした際、無症状の孫からオミクロン株に感染し、呼吸困難で運ばれてきました。CT検査では、広範囲にすりガラス陰影があり、すでにコロナ特有の肺炎症状がありました。ご家族のご意向もあり、そのまま息を引き取りました。たしかにオミクロン株は、若い世代にとってはただのかぜかもしれませんが、高齢者にとってはデルタ株以上に警戒しなければいけない感染症だと思っています」
これまでの変異株と異なり、病原性が弱いといわれているオミクロン株だが、そんな私たちの気の緩みが、ウイルスに付け込む隙を与えてしまうのかもしれない。
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