白菜の黒い点、食べても大丈夫? 農家の回答に「知らなかった!」
![※写真はイメージ](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FGrape%252F2024%252FGrape_1602134%252FGrape_1602134_39ed57de11258543399d_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
さまざまな料理に使える白菜。鍋物や炒め物のほか、浅漬けにしてもパリパリと食感よく、おいしく食べられますよね。
白菜をよく見ると、時に葉や芯の部分に黒い点を見かけることがあります。この黒い点はなんなのでしょうか。
群馬県で白菜を生産しているVegeta株式会社(以下、Vegeta)にうかがいました。
![白菜の写真](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FGrape%252F2024%252FGrape_1602134%252FGrape_1602134_b843c73e4d20a674b8d6_2.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
『Vegeta』の農場で収穫されるみずみずしい白菜
白菜の黒い点の正体
白菜の葉や芯などに現れる黒い点について、Vegetaに聞いたところ、このような回答がありました。
ポリフェノールの一種で、『ゴマ症』という症状です。暖かい冬などに出やすく、栄養分の吸収しすぎで現れる症状です。
黒ゴマのような斑点が生じる『ゴマ症』は、白菜がストレスを受けると起こる生理障害といわれています。
例えば、肥料の窒素成分が多くなりすぎると、細胞内外での窒素濃度の差を減らすため、水分を吸収しようとして細胞の膨張が起こります。
細胞が膨張するとポリフェノール類の色素が合成されて、これが黒い点のように現れるのです。
食べても問題ないかをVegetaにうかがうと、「見た目は気になるかもしれませんが、まったく問題ありません」