くらし情報『嘘が続々発覚も社長は反省なし…血税で支払われる「知床遊覧船」杜撰管理の代償』

2022年5月9日 16:00

嘘が続々発覚も社長は反省なし…血税で支払われる「知床遊覧船」杜撰管理の代償

(写真:時事通信)

(写真:時事通信)



ゴールデンウイーク直前の4月23日に北海道・知床で起きた遊覧船「KAZU 1」の沈没事故。5月9日時点で、乗客24人、乗組員2人の計26人のうち、14人の遺体が発見されたものの、残る12人の捜索は今も続いている。

あまりにも痛ましい事故の一刻も早い真相解明が待たれるが、数々の“人災”が指摘されている。

「悪天候のため、同業者から出航を控えるよう言われていたにもかかわらず、出航を強行。また運航会社の『知床遊覧船』は、当日、法で義務付けられているルート途中での定点連絡も怠っていたといいます」(全国紙記者)

「知床遊覧船」のトップである桂田精一社長(58)の対応にも疑問が続出している。

事故の4日後の4月27日に桂田社長はようやく会見を行ったものの、あいまいな説明に終始。さらに、桂田社長はこの期に及んであきれた嘘までついていた。

「会見で『運航管理者は船長』と説明していましたが、実際は桂田社長だったことが後に判明。
また規定上、運航管理者である社長は原則として事務所で勤務する必要がありましたが、桂田社長は不在だったのです」(前出・全国紙記者)

現在、国主導のもと、真相究明が進められているが、莫大な時間と費用を要するという。

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