2022年5月29日 13:35
厚労省が意見交換会をドタキャン…脳性麻痺児の母が涙ながらに激怒
そのあとは、子供の授業参観にもいかず、延期のプレスリリースを流していたんですよ。『ほんとに軽く見られているんだな』と思いましたね。すごく残念な気持ちです」
厚労省は、なぜドタキャンしたのだろうか?そこで本誌は中西さんにキャンセルの連絡を入れた、厚労省の医政局を取材した。すると、担当者はこう答えた。
「意見交換会で考えを述べたときに、誤った形で伝わることは双方にとって良いことではありません。より良い議論を行うにあたり、書面で質問事項を出していただいて、それから意見交換の場を改めて設けたいとご提案しました」
中西さんは「メディアが入るから、やっと本腰を入れるのか」と不信感を抱いている。そのことを伝えると、担当者はこう述べた。
「『メディアが入るから』というのは、関係ありません。
国会でも取り上げられておりますし、まず書面でやりとりすることで、しっかりした形で対応したいと考えております。そうすることで双方にとって、有意義な話し合いの場になると思います。
また、『準備をしていないからキャンセルした』ということでもありません。直近で大臣の国会答弁もあり、当省の考え方を示している中で、より有意義な意見交換会にする方法を考えていました。