2022年6月15日 15:50
「経済に貢献」「ごほうび」「とりあえず」…お金が出ていく口癖7
50代の人が浪費をしがちであることは、統計にも表れている。
総務省の「世帯主の年齢階級別消費支出(総世帯)全国家計構造調査(2019)」によると、もっとも支出が多いのが50代で、月額28万3725円。
同時に、金融広報中央委員会が昨年発表した50代の資産保有額を見ると、“預金なし”の世帯はじつに23.2%にものぼる。
そして、山中さんによると、お金を貯めるのが苦手だったり、浪費に走りがちな50代の人には、共通する“口グセ”があるのだという。
今回はそんな“ムダ遣いを招く禁句”を山中さんに解説してもらった。1つでもあてはまれば要注意。不意に口走っているものはないか、正直にチェックしてみよう!
【1】「経済に貢献しないとね」
「コロナ禍でこのフレーズを口走る人がとても増えました。食事や旅行のシーンでちょっと奮発する散財を繰り返してしまう言い訳で、大いに危険です。
相談者の方からこのフレーズを聞いたときはいつも『大丈夫。そのムダ遣いがなくても、経済はきちんと回りますよ』と、たしなめています(笑)」(山中さん・以下同)
【2】「自分へのごほうびだから」
これも【1】同様に散財の言い訳だという。