くらし情報『安倍氏銃撃で高まる皇室へのテロの危機…それでも両陛下が「警備の大幅増強」を拒まれた理由』

2022年7月28日 11:00

安倍氏銃撃で高まる皇室へのテロの危機…それでも両陛下が「警備の大幅増強」を拒まれた理由

いまの皇位継承者では、次の世代を担われるのは悠仁親王殿下たったお一人です。

男系男子しか皇位が継承できない現状では、悠仁殿下お一人の安否が、皇室そのものの存亡に直結しています。こうした異常事態が、テロの威力を極大化させているのです。

今後は国会で皇統の問題を議論していくことになります。その際、悠仁親王殿下お一人に皇統を託す異常事態を維持していくのか、それとも女性天皇や女系天皇、女性宮家を認めることで、異常事態を解消するのか、そうした観点も必要だと思います。

国会で正しい議論が進められることが、皇室をテロの脅威にさらさないことにもつながるのです」

当面の危険を避けるために必要となるのは警護の増強だが、“ある問題”もはらんでいる。

■地下鉄サリン事件直後は皇族と国民に距離が

「’95年のオウム真理教による地下鉄サリン事件は皇室にも大きな影響を及ぼしました。教団幹部の一斉逮捕が始まると同時に、信者たちの報復テロに備え、皇室関連施設にも警察官が大量動員されたのです。


当時、皇太子でいらした天皇陛下と雅子さまは、ご成婚から2年ほどで人気も非常に高く、地方行啓などでは、地元の人々も奉迎のために大勢集まってきました。

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