2022年8月15日 06:00
市川染五郎 有名私立一貫校を中退していた!多忙が続き留年濃厚で“芸事専念”を決意【上半期ベストスクープ】
落ち着いた足取りで稽古場へ向かう染五郎だが、その姿には“退路を断った”潔さがあった――。
「お客さんを集められるのか不安はありますが、主役であろうが、脇役であろうが、心意気は変わらない」
19日に行われた、自身が主演を務める「六月大歌舞伎」の第二部『信康』の取材会でこう意気込んだ染五郎。
このところ、染五郎の快進撃が続いている。
「祖父の松本白鸚さん(79)と共演するということもあり、チケットの売れ行きは上々です。10代で歌舞伎座の主演を務めるのは極めて異例のこと。当時新之助だった市川海老蔵さん(44)以来26年ぶりですから、歌舞伎界が“次のスター”として大きな期待を寄せていることがうかがえます」(演劇関係者)
染五郎フィーバーは梨園の外でも!
「出演回は5週のみながら、NHK大河『鎌倉殿の13人』での源義高役での繊細な演技は大きな話題に。5月1日放送回で悲劇的な最期を迎えると、ネットでは“義高ロス”を訴える人が続出するほどでした。脚本家の三谷幸喜さんも染五郎さんを高く評価しており、出演オファーを検討しているテレビ局や映画会社も多数あるそうです」(テレビ局関係者)
着実にスターへの階段を上る染五郎。