くらし情報『「災害リスク」と「安い物価」で注目される「移住先としての群馬県」』

2022年9月2日 06:00

「災害リスク」と「安い物価」で注目される「移住先としての群馬県」

だけでなく、生活者の「移住」先としても存在感を強めているのだという。

全国の住宅事情に詳しい住宅評論家の櫻井幸雄さんは次のように話す。

「群馬県は地盤が強固なので地震の揺れに強く、『海なし県』ですから津波は来ません。他県に比べても水害が少ないというデータもあります。そして上越・北陸新幹線が停車するJR高崎駅があり、東京駅まで出るのに1時間かからない。他県からの移住を考える人には注目の的となっているんです」

いま、群馬の“魅力”にスポットが当たりつつある。その詳細をひもとくために、さっそく、群馬県・地域創生部ぐんま暮らし・外国人活躍推進課の鈴木徹也さんを直撃。前出・櫻井さんの解説とともに、“移住先としての群馬県の魅力”に迫った。


【1】地震が少ない

消防庁『消防白書』の「自然災害による罹災世帯数」を見ると、過去10年で群馬県内で自然災害の被害を受けたのは464世帯。一方、東京都は3千292世帯、茨城県では3万7千7世帯と、桁違いの数となっている。日本で起こる自然災害としてまずイメージされるのが、大地震による被害だ。

「約100年の間で発生した震度4以上の地震回数が、近隣の都県に比べて圧倒的に少ないのが群馬県の特徴です」

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