2022年9月1日 15:50
「やりたくなければやらなくていい」PTAから脱却した小学校の取り組み
のスタッフ約40名とイベントごとに手伝う“サポーター”で構成されるフラットな組織形態になった。
「ボラセンは実行部隊ではなく、サポーター集めや役割の割り振りがメインの調整係。多くの人が協力したくなるように工夫するのが役目です」(蒔野さん)
そのために、いつどんな役割をするのか明確にすること、事前準備がいらない活動にすること、運動会のサポーターをすると競技の写真が撮りやすい詰め所が利用できるなどメリットを提示することなど、募集方法を工夫している。
「参加して『子供の笑顔が見られた』『親も楽しめた』と思ってくれたなら、次も協力してくれます」(星さん)
コロナ禍でも、工夫して活動を続けている。
「ボラセンを中心とした保護者が発案した『クイズラリー』を2020年度から実施しました」(蒔野さん)
商店街や町会の掲示板にクイズを張り、子供たちは冬休みの好きな時間に回って答えを探す。密を避けて楽しめ、子供たちや商店街の人に大好評だったそう。PTOになって今年で8年目。
「転校生の保護者や異動してきた先生はびっくりされます。
PTOにはやりたい活動があり、予算があって、手伝ってくれる人もいる。