くらし情報『エリザベス女王「命ある限りこの身を捧げる」若き上皇ご夫妻のお心打った25歳のスピーチ』

2022年9月14日 06:00

エリザベス女王「命ある限りこの身を捧げる」若き上皇ご夫妻のお心打った25歳のスピーチ

前出の宮内庁関係者が続ける。

「“家族の絆を国民に示す”ということです。エリザベス女王は国民からの共感と支持が、王室の基盤であることを熟知していました。そして美智子さまが目指された“開かれた皇室”も、ご家族との姿を国民に開示していくことが柱の1つだったのです」

’75年に美智子さまはエリザベス女王と“初対面”された。皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんは、

「エリザベス女王が来日したときに、東宮御所を訪問したのです。当時、皇太子ご夫妻でいらした上皇さまと美智子さまが、3人のお子さまといっしょに接遇されました。当時6歳だった黒田清子さんが、右ひざを曲げておじぎをする『カーテシー』で挨拶していたのがかわいらしかったですね」

当時の報道によれば、ご一家が女王に贈った小箱には、天皇陛下が撮影されたごきょうだいの写真、秋篠宮さまが手作りされた英国旗、清子さんが見つけた四つ葉のクローバーなどが入っていたという。

まさに女王をお手本とした“家族の絆”がつまったおもてなしだったのだ。


「女王にとっても日本での日々は印象的だったようです。三重県のミキモト真珠島を訪れた際にプレゼントされた真珠のネックレスを長年愛用していました」

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