2022年10月9日 06:00
統一教会 元2世信者への会見中止要請で太田光に“これでもまだ擁護する?”と飛び火
10月7日、統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の元2世信者・小川さゆりさん(仮名)が、日本外国特派員協会で記者会見を開いた。
教団の合同結婚式によって結婚した両親の元に生まれた小川さんは、両親が多額の献金を繰り返していたため経済的に苦しい生活を強いられたという。さらに、アルバイトで稼いだ約200万円もの金銭も両親に没収されたと明かしていた。
会見で、小川さんは両親から金銭を搾取されたことだけでなく、教団の祝福結婚を受けるための修練会に参加した際に公職者からセクハラを受けたことも告白。そうした教義の矛盾や家庭崩壊によるストレスで、小川さんは精神的な病を患ってしまうことに。
そして、安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件の発生後、小川さんは自分と同じように苦しんでいる被害者の存在を知り、宗教による被害をなくしたいと考えアンケート調査の実施を始めたという。
小川さんは現役信者、元信者を対象としたアンケート調査の結果を読み上げながら、統一教会の規制や被害者救済のための新たな法整備を求めた。ところが、会見の終盤で思わぬアクシデントが。
教団側から会見の中止を求めるファクスが届いたのだ。