2022年11月1日 06:00
海老蔵 襲名披露興行チケット大苦戦…招待券配布、女子大生サロンと重鎮にも“営業”
松竹を通じ、重鎮の方々に『何とぞご協力を』とお願いしたそうです。松竹側も『切符の売れ行きが芳しくなく、お力添えを……』と重鎮たちを説得したと聞いています。その結果、菊五郎さんは11月公演だけ出演を受け入れましたが、海老蔵さんと同じ舞台に立つことはせず、息子の勸玄くんとの共演となりました。
それでも12月公演の口上に出る重鎮は白鸚さん以外、まだ正式発表できない状況なのです。團十郎襲名以上に大切な歌舞伎公演は本来ないはずなのに、それを袖にする重鎮が存在していることを海老蔵さんは深刻にとらえるべきです」(前出・歌舞伎関係者)
また、今回の團十郎襲名披露には多額の費用がかかる。
「先代の襲名披露は3カ月間で計30億円かかったといわれており、今回も10億~20億円と予測されます。海老蔵さん自身も、その一部を負担せざるをえない。そこで、襲名興行のチケット売りやご祝儀集めのため、今夏から“営業”も始めていたようです」
と語るのは、ある実業家だ。
「私が所属している若手の起業家による経営者クラブがあるのですが、8月に海老蔵さんが正会員になったんです。8月末に東京・銀座にある女子大生サロンで行われた会合にも、海老蔵さんは来ていました。