2022年11月4日 06:00
運転期間「上限撤廃」で高まる老朽原発の“放射能漏れ”リスクを専門家が警鐘
この評価を行うと耐震基準に満たないことが明らかになってしまい、再稼働できないからです」
つまり、極めてずさんな耐震構造のまま、放射性物質が漏れ出す可能性のある老朽原発を動かそうとしているのだ。
岸田首相は、40年ルールを取り払う理由のひとつとして「イギリスやフランスなど諸外国では運転期限がない」ことなどを挙げている。しかし、原子力規制委員会の前委員長・更田豊志氏は「地震ひとつとっても海外とは置かれている状況がまったく違う。あまり海外の状況にひきずられるべきではない」と言及していた。
日本における原発稼働のリスクについて、結論ありきではない、真摯な議論が求められている。
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