『紅白』若者受け狙いで加速する高齢者斬り…「国民的歌番組が消えた」嘆息続々
![今年の『紅白』で初司会の橋本環奈](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FJisin%252F2022%252FJisin_2152312%252FJisin_2152312_ae79117df128e0c3bdb1_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
今年の『紅白』で初司会の橋本環奈
「昨年、『紅白』は歴代最低の世帯視聴率34.3%(第2部)を記録してしまいましたが、現在の若手中心の出場者ではさらなる低下が危ぶまれます。人口の多い50代以上を狙えば、世帯視聴率は上がります。NHKはそうわかっていながら、ベテラン歌手は選ばなかった。これからの受信料を見据えているためです」(テレビ局関係者)
11月16日、『NHK紅白歌合戦』の出場者が発表された。初出場はストリーミングの再生回数1億回突破を7曲も持つVaundy、日韓の女性5人組グループのLE SSERAFIM、昨年11月にデビューしたなにわ男子など10組に上った。一方、近年は北島三郎(86)や五木ひろし(74)、森進一(75)の勇退もあって演歌勢が減少している。出場が噂されたデビュー50周年の松任谷由実(68)、40周年の中森明菜(57)、2年ぶりの復活を期待された松田聖子(60)の名前もなく、“中高年の紅白離れ”も心配されている。
NHKの『2022年度第2四半期業務報告』によれば、4月から9月までの2022年契約総数は4135万件で昨年から19.8万件減少した。
「今後の受信料の徴収を考えれば、若者に払ってもらわなければならない。