2月は4000品目超の食品が値上げに!そんな嵐吹きすさぶなか割安キープの注目冬食材は?
たとえば、原材料を海外産に頼っているものは値上げ率も高くなっています」
確かに、大豆、油、小麦、チーズなど、輸入に頼っているものを原材料としているものは値上げ率が高い。
「目立つ値上げ商品は、パン、食用油、カップ麺、ソース、カレールウ、スナック菓子、アイスクリーム、ペットボトル飲料、ワイン、焼酎、ビールなどです。これらはすべて加工を必要とする食品でもあり、原材料費(輸送費含む)+光熱費のコスト高となります」
加工および流通に光熱費や輸送費が多くかかるものも値上げ率に影響する。
「顕著な例が冷凍食品と、海外から輸入している食品です。冷凍食品は光熱費、輸入食品は輸送費がかさみますから」
■価格据え置き商品を見分けるポイント
【4】春、値上げがすでに予告されている品目はPBで選ぶ
「値段が変わらない商品では、重量および個数を少なくしている、あるいは原材料の種類を少なくしている、パッケージを簡素化している、宣伝頻度を減らしている、などの工夫がされています。これらをまとめると、パッケージがシンプルでデザインに凝っていないもの、CMなどで見かけない商品は、コストセーブができます。代表的なのがプライベートブランド(PB)