2月は4000品目超の食品が値上げに!そんな嵐吹きすさぶなか割安キープの注目冬食材は?
商品でしょう」
とはいえ、昨年からの値上げラッシュのなか、価格据え置きで頑張っていたPBも、ここへきて値上げせざるをえなくなっているようだ。それでもナショナルブランドより安いので、PBには引き続き注目したいところ。
「間に問屋がいないのでコストを削減でき、そのぶん価格を抑えられるのがPBのメリットです」
たとえば、イトーヨーカ堂の新しいPBラインとして昨年9月に展開を開始した「セブン・ザ・プライス」は、イトーヨーカ堂のブランドのなかでも最安値のラインナップだ。
そのほか、イオン、西友、オーケーなど、各社がPB商品を展開し、それぞれの特徴を打ち出している。’21年にデザインを刷新したドン・キホーテのPB「情熱価格」は、大容量にすることで、相当のお得感を演出している。
スギさんが特に注目しているのが、パン、パスタ、乾麺、冷蔵・冷凍麺など、日常的に食べる主食にあたる商品だそう。「毎日食べるものをあえて頑張って安くすることで通ってもらえるようになると、ほかの商品も買ってもらえます。そうすることで自然と客の囲い込みができるようになるため、これらの商品をフックとしてお買い得価格を設定しているところも多いようです。