くらし情報『岸田首相は改憲に意欲も…統一教会の主張と酷似!「自民党憲法草案」に高まる疑念』

2023年3月9日 15:50

岸田首相は改憲に意欲も…統一教会の主張と酷似!「自民党憲法草案」に高まる疑念

今のロシアのように、政府の意に反する言論が封じられたり、ウクライナのように、18歳から60歳までの男性が出国禁止になったりすることもありえるでしょう。また、憲法9条に自衛隊を明記することで、徴兵制に道が開かれることも考えられます」

家族条項の制定は、個人の尊厳を棄損したり、性差別を助長することになりかねない。

「自民党の改憲案に賛同する識者や政治家のさまざまな場面での発言などから、自民党の家父長制、封建的な家族への志向がうかがえます。つまり、子育てや介護など家族のケアは女性だけに押し付け、また社会的に声を上げる機会を徹底的に奪うということかと思います。現在の多様化していく社会に、逆行する内容ではないでしょうか」(斉藤さん) 前出の鈴木さんも、この家族観に注目している。

「合同結婚式や、家族に縛られ子供が虐待される2世問題を起こし、また文鮮明氏を『真のお父様』とする統一教会にとって、多様化している家族観は教義に反するもの。そのため教団は、この家族条項に旧態依然とした家族観を盛り込むことを悲願としています」

さらに自民党改憲草案では、宗教団体の政治参加についても触れられている。

「現行の憲法20条から『(宗教団体が)

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