くらし情報『「カラス肉の生食」紹介記事が波紋…「最悪の場合死に至る」と専門家も警鐘』

2023年3月14日 11:00

「カラス肉の生食」紹介記事が波紋…「最悪の場合死に至る」と専門家も警鐘

「カラス肉の生食」紹介記事が波紋…「最悪の場合死に至る」と専門家も警鐘


カラスも刺身も珍しくないが、「カラスの刺身」となると強烈なインパクトが。そんなカラス肉の生食を巡って、ネット上で議論が巻き起こっている。

発端となったのは、3月7日に『東京新聞』のウェブサイトで配信された「<突撃イバラキ>カラス肉の生食文化究極のジビエに挑戦」という記事。茨城県の民家に集まったカラス料理愛好家の集いに記者が参加し、一部地域に伝わる食文化としてカラス肉を生で食べた体験を紹介するというもの。しかし、この記事に対して“絶対に真似しないで!”“挑戦するな、普通に死ぬぞ……”などと危険を指摘するコメントが相次いだのだ。

さらに、翌日には厚生労働省の公式ツイッターアカウントが【食中毒に注意!#ジビエ はしっかり加熱しよう】と投稿し、わざわざハッシュタグに「#カラス」も入れて“名指し“で注意を呼びかけた。

厚労省も「非常に危険です」と呼びかけたカラス肉の生食について、フードジャーナリストの山路力也氏に話を聞いた。まず、山路氏はカラス肉の生食の危険性についてこう指摘する。
(以下、カッコ内は全て山路氏)

「ジビエを生で食べるというのは非常に危険だと思います。カラスに限らず、一般的な獣肉は基本的には加熱して食べることが前提で、生で食べることはできません。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.