羽生結弦 アイスリンクからこども食堂まで総額1億超え!プロ転向で加速する子供たちへの寄付
知らない子同士が、カプセルの中身紹介をきっかけに仲を深める場面もあり、こちらまでうれしくなりました」
このカプセルトイは、支援機構を通じて、全国の児童養護施設やこども食堂に行き渡っているそうだ。現に、全国各地から喜びの声が相次いでいる。
「カプセルトイの中身は、子供用の指輪やネックレス、文房具など。センターで高校生がイベントを開いたときには、景品として使わせていただきました」(青森県のこども支援センター担当者)
「いただいたカプセルでタコの千本つりを作って、夏祭りの出し物にしました。子供たちはとても楽しんでいましたよ。羽生さんのポスターも一緒に届いたので、みんなで喜んで眺めています」(鳥取県のベビーホーム担当者)
支援機構に、羽生からの支援について問い合わせた。
「11年、震災の復興支援活動に共感していただき、羽生さんがポスターの無償モデルを快諾してくださったのが始まりです。デザインが変わるたびに、羽生家の方に確認いただいています。
誰もが知る羽生さんのポスターだからこそ、多くの人が震災や支援について考える契機になっているようです。
そこから支援の幅を広げて、全国の子供たちにカプセルトイを配布することになってからも、こちらからご報告して、羽生さんに見守っていただいている形です」