羽生結弦 アイスリンクからこども食堂まで総額1億超え!プロ転向で加速する子供たちへの寄付
そういうものが今の僕の夢かなって思います」(22年7月23日、テレビ朝日系『緊急特番羽生結弦感動をありがとう~終わりなき挑戦~』内、11年の映像より)
と答えていた。
夢を掲げてから12年間、羽生は一直線に走り続けてきた。
「地元・仙台や被災地への寄付は選手時代から毎年のように行っていました。さらに平昌五輪では、客席から投げ込まれた多数のぬいぐるみを、現地の少年少女にあげたそうです。未来をつくる彼らに愛情を注ぐ姿勢は昔から変わりません」(前出・スポーツ紙記者)
そして、かつての宣言通り、プロ転向以降は一層アクセル全開に――。「プロになり、少し余裕が生まれてからは、子供たちのために時間を割くことが増えたようです。22年12月18日には、仙台の競技会の開会式にサプライズで登場。参加する小中学生に『緊張したら緊張したで、その次また強くなれるから』と激励の言葉を送っていました。
今年4月にトロントのアイスリンクを訪れたときにも、教室に通う子供たちに混ざって、一緒に練習していました。涙ながらにレッスンもしたといいます。スケートの将来について、世界規模で思いを馳せているのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)