くらし情報『胃の中の40%は人肉、形の残った耳も!本州最大の獣害事件を起こしたツキノワグマが大量出没中』

2023年9月23日 11:00

胃の中の40%は人肉、形の残った耳も!本州最大の獣害事件を起こしたツキノワグマが大量出没中

つぶらな瞳で一見かわいく思えるが…(撮影/米田一彦)

つぶらな瞳で一見かわいく思えるが…(撮影/米田一彦)



「50年以上、クマを観察していますが、今年のこれまでのクマの出没件数は異常。これからクマの活動がさかんになりますが、史上最高レベルで警戒する必要があります」

そう語るのは、NPO法人日本ツキノワグマ研究所理事長の米田一彦さん(74)。秋田大学卒業後、秋田県庁に就職。生活環境部自然保護課でツキノワグマによる被害対策に携わって以来、半世紀以上にわたってクマ研究を続けてきた。

秋になり、全国的にクマ出没のニュースが急増している。

秋田県では、ツキノワグマが人里に出没する人身被害が相次いで発生。2023年度に被害にあった人は9月11日時点で19人。この7年間ではもっとも多い。
福島県でも、9月に入り、クマによる人身被害が立て続けに発生。全県に発令していた「ツキノワグマ出没特別注意報」を中通りと会津地域を対象に「ツキノワグマ出没警報」に引き上げた。また埼玉県秩父市内でもクマの目撃情報があり、市内の全小中学生に鈴と笛を配布している──。

怖いのはヒグマだけではない!
史上3番目の獣害事件の犯人はツキノワグマ

ツキノワグマによる重大事故といえば、4人が死亡、4人が重軽傷を負った「十和利山クマ襲撃事件」

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