くらし情報『庭に桜の木、屋根裏部屋…ボロボロでも高値で売れる「原石住宅」にある“7つの共通点”』

庭に桜の木、屋根裏部屋…ボロボロでも高値で売れる「原石住宅」にある“7つの共通点”

ところが最近では、売主にとってはただの古い家だと思っていても、特定の買主にとってはダイヤモンドのように希少性の高い人気物件として、購入されるケースが増えてきているのだ。

では、どんな住宅(庭含む)が希少性の高い「原石住宅」になるのか。山本さんに7つのポイントを挙げてもらった。

【1】敷地内に伝統的な蔵や池。居間に欄間がある

「古き良き日本家屋を思わせる要素は、高級感と同時に今の住宅にはない新しさを感じさせるので、海外の人や若い世代に人気が高いです」(山本さん、以下同)。

【2】庭に大きく育った桜の木がある

「居住者がそこまで重要視していなくても、市場ではピンポイントなニーズがあります」

【3】大きな屋根裏部屋、地下室、屋上テラスがある

「物置にできるというメリットのほか、まるで秘密基地が家にあるかのような少年ごころをくすぐるポイントとして、小さな子どもがいる買主から喜ばれます」
【4】猫窓のある中古物件や、一階に道場がある

「かなりレアケースですが、実際に「猫窓がある」ということが決め手となり、成約になった事例もあります。さらに道場ぐらいの大きさがある広いリビングなども、買主が自由にリフォームできるので「原石住宅」

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