くらし情報『庭に桜の木、屋根裏部屋…ボロボロでも高値で売れる「原石住宅」にある“7つの共通点”』

庭に桜の木、屋根裏部屋…ボロボロでも高値で売れる「原石住宅」にある“7つの共通点”

山本さんが実際に売買した「原石住宅」の中には、他社が解体後に更地で売却する査定価格よりも600万円も高値で売却できた事例もあったという。

「関東圏内で土地が200平方メートル、築30年の木造2階建て。地下室があり、屋上には海が一望できる広いテラス。そして居間には薪ストーブがある物件です。当初は解体後に更地にして1億円で売る予定でしたが、私どもが『原石住宅』として売却活動をし始めたところ、1億400万円で売れました。これに解体費の約200万円が浮いたので、結果的に売主さんは600万円のプラスとなりました」

最近は、古い日本家屋をそのまま購入して、DIYでカフェを兼用した住宅にする買主もいるという。

全国で増え続ける空き家の中には、磨けば光る物も多いという。今回の帰省で、自分の実家が「原石住宅」かもしれないと思ったら、古民家などを扱う専門の不動産業者や、リフォームをして家を売買している専門業者に相談してみる価値はあるかも!

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