クリーニング代高騰で「おしゃれ着洗い」に革命を!(1)ウールやカシミアの洗濯は「シャンプ―&リンス」が正解
デリケート衣類に使うおしゃれ着用洗剤は中性で優しく洗えるが、洗浄力が弱いため汚れを落としきれないのが難点だという。
「実は油性の洗剤で洗うドライクリーニングだけでは、汗など水性の汚れは落とせません。毎年、大切にクリーニング店に持っていっている服も、1度水洗いすると、ドライクリーニングで落としきれずに蓄積された汚れの層が落ちて、くすみが取れ、色も蘇ります」
マフラーやニット帽などの冬小物も、主に頭皮や汗汚れなので、シャンプーのほうがすっきり洗えるという。
ただ、セーターやニットを手洗いすると、縮んだり、ヨレヨレになったりする心配は?
「縮む主な原因は、水に長く浸け過ぎることと、アルカリ性洗剤など間違った洗剤を使うこと。シャンプーは洗浄力が高いので、水に浸ける時間がごく短くすみます。また、アルカリ性に傾いた繊維を酸性に戻すためにリンスを使うことで、型崩れの失敗も少なく、柔軟剤と同じ役割をするため柔らかく仕上がるのです」
さっそく、洗い方のコツをハナさんに教えてもらった。
【準備するもの】
シャンプー、リンス(コンディショナー)、風呂桶
【手順】
(1)風呂桶などに水をはり(2L程度)