クリーニング代高騰で「おしゃれ着洗い」に革命を!(2)セーターが縮んだ、ファーのツヤがなくなった…「寝グセ直しスプレー」が救世主
その時は、寝グセ直しスプレーか洗い流さないトリートメントを使えば縮んだ繊維をもとに戻せます。
これらのヘア用品には、シリコンが使われています。髪の毛をまっすぐに伸ばしたり、油膜を作って滑りを良くしたりする効果がありますが、衣類のケアにも代用できるんです」
ヘア用品に「ノンシリコン」と記載されていない、シリコン入りを使おう。縮んだ服や、縮みを直したい場所に表面が軽く濡れる程度にスプレーをし、伸ばしたいところまで引っ張りながらアイロンのスチームを当てて熱で固定すると、繊維が伸びて型崩れが元通りに。
「髪の毛にスプレーをしたあとヘアアイロンをあて、髪をまっすぐに伸ばすのと同じ原理。左右10センチぐらい伸びるので、伸ばし過ぎないように注意して。洋服の片方を洗濯バサミで固定して、もう片方を手で引っ張りながらアイロンをかけると作業しやすく、戻したい位置を狙いやすくなります」
元の形や大きさがわからなくなる場合に備えて、服を買ったらすぐ、型をとっておくのもおすすめだという。包装紙の裏など、大きい紙に衣類を広げてペンで型取りをしておく。
衣類にインクがつかないように、2~3ミリ程度大きく描いておこう。