GACKT告白!北海道ワイン製造で「格付けのソムリエが一番いじわる」「一滴で判別は難しい」
飲んでいるワインのレベルも相当低かった。
基本、芸能人の友達が少ないボクにとっては起業家の友人たちと遊ぶことがほとんどで、その付き合いで彼らから教えてもらった多くの知識は人生の糧となった。経営者が集まる場に呼ばれて行くと、必ずと言っていいほど上質なヴィンテージワインが出てくる。それまでに飲んでいたワインとはまったく違うもの。『何故、これほどまでに味が違うのか、口の中に含んだ時の感覚がまったく違う』と。更に値段を聞いてビックリした。ワインに関する知識を彼らから聞き深みにハマり、世界各国からワインを集めるようになった。仕事柄、海外に行くことも多いが、それぞれの国で有名なワインを飲み漁った。
自分が美味しいと思うワインの中で、好んで飲むのはブルゴーニュ。そのブルゴーニュの中で群を抜いて素晴らしく、別格だと感じるのはやはりロマネコンティのヴィンテージだ。今なら1本700万円は軽く超えるだろう。会食でロマネコンティを開ける場に何度かいたが、初めて口にした時、『こんなワインがあるのか!』と驚愕した。そして値段を聞いて『誰が買うのか?』と理解できなかった。それからDRCのことを勉強し始めた。もちろん、そんな高級ワインだけを頻繁に口にするわけではない。