『ザ・ノンフィクション』で話題の“婚活の伝道師”が語る、オトナ女子が結婚するための「絶対条件」
結婚相談所「マリーミー」代表の植草美幸さん
「一人の時間が長いほど相手を尊重できない傾向があります」
そう語るのは、2月に放送された『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ)の「結婚したい彼と彼女の場合 ~令和の婚活漂流記2024~」が大反響を呼んだ、結婚相談所「マリーミー」代表の植草美幸さん。植草さんには、アラフォー以上の女性の婚活市場の実情について伺った。
まず、マリーミーの20代以上の女性登録者のうち、50代以上は全体の5.7%(2023年6月時点)。20人に1人の割合だが、晩婚の場合はとくに、結婚経験がある再婚のほうが、成婚率が高いという。“アラフォー以上の女性の初婚”はなぜ難しいのか。
「一人暮らしや、実家暮らしが長いからか、身勝手な人も多い傾向があります。好きなことだけ考えて、討論する場がないので、自分の考えが当たり前になってしまう。すると、相手の気持ちを尊重することが難しくなりますよね。
自分の婚活市場価値をわかっていなくて、『ろくな男がいない』と勝手に退会してしまう人もいました……」
お見合い当日にまったく悪びれず遅刻する人や、母親の反対を真に受けるなど親離れできていない人もいたという。