【祝R-1優勝】街裏ぴんく「スベるもウケるも全部1人がいい」語っていた“漫談の覚悟”
自信を持ってからは進めるようになって、’19年に初めて準決勝までいけたのが最高成績です」
’21年の「R-1」の出場資格変更を受けて、同年には元「ジャリズム」で現在は本誌記者としても活動するインタビューマン山下氏(54)とユニットを組み、「M-1グランプリ」にも挑んだが、思うように爆発を起こせなかったという。しかし、この経験によって、ピンで活動することの意義に改めて気づくことになったようだ。
「やっぱり自分はピン芸人なんだなって思いましたね。1人で何もかも考えて、1人でしゃべって、スベるもウケるも全部1人がいいなって思いました。横に人がいないからコンビネーションを見せなくていい分、気を使わずにアドリブも言える。思いついちゃったら言える。それでスベるもウケるも自分、というのが楽しくてしゃあないですわ。僕は漫談が天職です。
やっぱり芸人は100%出せないとダメだと思うんですよね。何かに気を使って、70%、80%しか出てない状態ってもったいない無いと思います」
■「深夜の4時半くらいに僕の番組ができたら、もう死んでもいい(笑)」
他の芸人と比較してもハイペースに独演会を行うなど、精力的に芸を磨いてきた街裏。