吉村知事が進める大阪カジノでギャンブル依存症20万人激増の恐怖!
という女性からの相談が多く寄せられるという。
「大学生の息子さんから、〈財布を落とした〉とか〈家賃が払えない〉などと、しょっちゅう送金の依頼があるので、〈仕送りもしているのにおかしい〉と問い詰めたら、じつはオンラインギャンブルで多額の借金をしていたというケースがありました」(田中さん)
また、新川さんも、「息子がオンラインギャンブルで作った借金の返済に、親の退職金1千万円を充てたケースもある」と話し、こう続ける。
「相談に来られたのは、60代後半のご夫婦と、同居している30代の息子さんでした。彼のネット銀行の通帳を見ると、日々オンライン賭博事業者への送金があり、多いときは1日で10万円を超える賭け金が送金されていました」
やがてローンにまで手を出すようになり、借金は雪だるま式に膨らんでいったという。
■オンラインで大阪のカジノにアクセスできる可能性が
さらに問題なのが、こうしたギャンブル依存症患者が、大阪にカジノが開設されることによって激増する可能性があることだ。
「2021年に大阪府・市が提出した区域整備計画では、カジノの年間利用者数はのべ約1千600万人と記されています。