くらし情報『iDeCo加入年齢を70歳に引き上げへ…50歳会社員が月2万円で積み立てるといくら増える? FPが試算』

2024年4月15日 11:00

iDeCo加入年齢を70歳に引き上げへ…50歳会社員が月2万円で積み立てるといくら増える? FPが試算

そもそもiDeCoとはどのような制度なのだろうか。

「iDeCoは“自分の年金作り”のために国が仕組みを作ったもの。ひと言でいうなら“老後のためにお金を貯めると、税金が安くなる制度”です。国の年金だけでは足りない老後資金を“税金メリット”のある仕組みを使って積み立てていくことができます。

節税効果としては、毎月の掛け金の分が所得税と住民税の控除の対象になるため税金が少なくなり手取りが増えること。さらに運用で増えた分にも税金がかからないこと。そして受け取り時にも税制の優遇措置もあります」(深田さん、以下同)

つまり3つの節税メリットを受けることができるのだ。iDeCoの節税効果を年収別、掛け金別、扶養家族の有無別に深田さんに試算してもらった(表1参照)。
掛け金と所得が多くなるほど節税額も増えていくのがわかる。

「掛け金の上限は職業などによって異なり、自営業は国民年金基金の掛け金などと合わせて6万8000円。企業年金がない会社員と専業主婦は2万3000円が上限。勤務先の企業型DCに加入している会社員は2万円、公務員やDBに加入している社員は、現在の1万2000円から2024年12月から2万円に引き上げられます」

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