渋谷はスタバ18軒あるのに大混雑…休日のカフェ難民続出の陰に再開発がもたらした弊害
(写真:時事通信)
毎週末、多くの人で賑わう東京・新宿。しかし、訪れた人の“嘆き”が最近話題を呼んだ。
4月上旬、Xであるユーザーが、《新宿にいるが、どうでもいいチェーンの喫茶店にまで行列ができているのは街としてミスっているのではないか》と投稿。すると、同様の思いを抱いていた人は多かったようで1.1万以上の“いいね”がつくなど、大きな反響が寄せられることとなった。
《新宿あるあるですね。ドトール行列は草ですよ》
《別にコーヒーが飲みたい訳じゃなく座って一息つける場所が無いから喫茶店入るしかないんよね明らかに昔より座れる場所が無くなっていってる》
また《これね、梅田とかも同じ課題抱えてますね。来街者数に対してカフェの供給が追いついてない》のように、他の都市でも同じ状況が頻発していることを指摘する声も少なくなかった。
新宿や渋谷といった大都市には、大手チェーンをはじめ喫茶店が何店舗も展開されているが、このGWを始め、土日祝日にどこも満席で入れず、行列をなしている場面に遭遇したことがある人も多いのではないだろうか
なぜ休日の大都市はここまで人々が溢れてしまっているのか。
そこで、チェーンストア研究家兼ライターの谷頭和希氏に話を聞いた。