【新NISA開設】金融機関の窓口で要注意な“損する一言”「債権なので安心」は危険!
「人それぞれ働き方や人生設計が違います。老後といっても、お金が必要なタイミングはそれぞれ異なります。それらを何も聞かずに提示するおすすめ商品は、誰が得をする、誰にとってのおすすめか、考えてみてください」
金融機関がもうかる商品かも。
■ダメ事例4「とにかくもうかる投資がしたいの」とリスクを度外視する
夫の定年退職が間近になったDさんは、老後資金不足に焦っていた。
コツコツ貯金では間に合わない。一発逆転をねらって証券会社の担当者に「もうかる投資がしたい」と相談したら、「成長投資枠がもうかります」
【対処法】
新NISAのつみたて投資枠には、長期分散投資に適すると金融庁が認めた投資信託が並ぶ。これらは信託報酬などの手数料が安く、金融機関のもうけは少ない。いっぽう成長投資枠は、ハイリスクな商品や手数料の高いものもあり、選択眼を必要とする。
「成長投資枠は投資スキルが成長してからチャレンジを。投資初心者に『もうかる』を連呼する金融機関は避けたほうが無難です」
■ダメ事例5「債券だから安心です」という担当者の言葉を信じる
投資が怖いEさんは「新NISAなら安心」と言われ投資を始めることに。